保険節約マネー館|実体験の失敗談
無料FP相談はやばい?
不要な保険に誘導された私の後悔談
携帯ショップで紹介された無料FP相談から、外貨建て保険を契約。3年後に見直して100万円以上損した私の体験を、同じ失敗をしないために残します。
※この記事は、私自身の体験談と考えをもとにした内容です。特定の保険商品・会社・担当者を批判する目的ではありません。保険や資産形成の判断は、ご自身の状況に合わせて慎重に確認してください。
- この記事で伝えたいこと
- 無料FP相談はやばい?私の答えは「知識なしで行くのは本当に危ない」です
- きっかけは、携帯ショップの機種変更でした
- 担当してくれたFPさんは、とても感じのいい人でした
- 契約した金額は、今考えると本当に怖いです
- NISAやiDeCoが気になっても、「保険で安心」と自分に言い聞かせていました
- 子どもが生まれて、お金を見直したくなりました
- 有料FPに相談して、現実を知りました
- 3年で100万円以上の損。メンタルもかなりやられました
- なぜ無料FP相談で保険をすすめられやすいのか
- 無料FP相談に行く前に、最低限これだけは確認してほしい
- 私なら今、無料FP相談ではなく有料FPに相談します
- 無料FP相談で後悔しないための結論
- よくある質問
この記事で伝えたいこと
私は、無料FP相談を気軽におすすめしません。
保険そのものが全部悪いと言いたいわけではありません。必要な保険はあります。私も、家族を守るための保障は大事だと思っています。
でも、何も知らないまま無料FP相談に行くと、自分にとって本当に必要か分からない保険に入る方向へ誘導されるリスクがあります。少なくとも私は、その流れで大きく後悔する結果になりました。
この記事は、私が実際に無料FP相談を受けて、外貨建ての貯蓄型保険や個人年金に入り、3年後に見直して100万円以上の損をした話です。
同じような思いをする人を、少しでも減らしたくて書いています。

無料FP相談はやばい?私の答えは「知識なしで行くのは本当に危ない」です
「無料FP相談 やばい」と検索している人は、たぶん心のどこかで不安を感じているんだと思います。
- 無料なのに、どうして相談できるの?
- 保険をすすめられるだけじゃないの?
- 断れなかったらどうしよう
- NISAやiDeCoを聞きたいだけなのに、保険の話になるの?
この不安、私はかなり当たっていると思います。
無料相談がすべて同じとは言いません。でも、私の体験としては、相談者のための中立的なアドバイスというより、保険契約につながる流れになっていたと感じています。
だから私は今、保険やお金の知識がほとんどない状態で無料FP相談に行くことはおすすめしません。実際に聞きたかったNISAやiDeCoのことは聞いてみてもほとんど教えてもらえませんでした。これはFPさんの所属する会社の方針によってしてくれるところもあるかもしれませんが、目的はほとんどが「保険誘導」の場合が多いので教えてくれたとしても熱心には教えてくれないと思います。
きっかけは、携帯ショップの機種変更でした
私が無料FP相談を受けたのは、約3年前です。
携帯ショップで機種変更をしたときに、キャンペーンのような形で「無料でFPに相談できますよ」と紹介されました。
そのときの私は、ものすごく保険に興味があったわけではありません。
でも、NISAやiDeCoのことも少し気になっていたし、「一度くらいお金の相談をしてみてもいいかな」と思ってしまいました。
無料と聞いて少し警戒はしました。初回だけ無料で、どこかで有料になるのかな?くらいには思っていました。
でも、すすめられるままにアポイントを取り、相談に向かいました。
担当してくれたFPさんは、とても感じのいい人でした
ここが怖いところだと思っています。
担当してくれたFPさんは、いかにも押し売りするような人ではありませんでした。むしろ、とても感じのいい方でした。
何の知識もない私に、お金のことをやさしく教えてくれて、娘のようにかわいがってくれるような雰囲気もありました。
だからこそ、私は信じてしまいました。
その中ですすめられたのが、貯蓄型の保険です。
「貯蓄型保険にしておけば、インフレリスクにも対応できる」
「株ほどリスクが高くなくて、安心して増やせる」
そんなふうに説明されました。
当時の私は、貯金しかしてこなかった人間です。NISAやiDeCoの話もしましたが、「まずは保険を整えてから」と言われました。
ちょうど新NISAが始まる直前だったので、「新NISAは始まってから考えればいい」という雰囲気になり、私はその言葉を信じてしまいました。
契約した金額は、今考えると本当に怖いです
私が契約したのは、次のような内容でした。
- 外貨建ての終身貯蓄型保険:毎月3万円
- 外貨建て個人年金:毎月3万円
- 一時払いの生命保険:一括200万円
毎月6万円と、一括200万円。
今考えると、本当に恐ろしい金額です。
でも当時の私は、「いずれ貯金より増えるならいいのかな」と思っていました。手数料があることも聞いてはいました。でも、そこまで大きく引かれるとは思っていませんでした。
私はそのまま信じて、積み立てを続けました。
NISAやiDeCoが気になっても、「保険で安心」と自分に言い聞かせていました
その後、新NISAが始まりました。
世の中でもNISAやiDeCoの話をよく見るようになって、「こっちでもよかったのでは?」と思うことはありました。
でも、私は自分に言い聞かせていました。
「保険でも増えるし、保障もあるし、安心だからいいよね」
疑問は少しありました。でも、素人の私には何が正しいのか分かりませんでした。
途中から自分でも少額のNISAとiDeCoを始めましたが、保険の積み立てもそのまま続けていました。
子どもが生まれて、お金を見直したくなりました
3年ほどたって、子どもが生まれました。
子どもが生まれると、やっぱりお金のことを前より真剣に考えるようになります。
教育費、生活費、将来のこと。もっとお金が必要になる。だったら、今の保険を見直して、NISAにもう少し移したい。
そう思って、以前のやさしいFPさんに相談しました。
でも返ってきたのは、私が期待していた話ではありませんでした。
「子どものためにも保障をしっかりつけておいた方がいい」
「子どものためです」
そう言われました。
さらに、過去に子どもだけが残されて困った家庭の話のような、涙が出るような話もされました。
今思うと、あれは営業の常套手段だったのかもしれません。
でもそのときの私は、「そうなのか……」とまた信じそうになりました。
ただ、どうしても疑心暗鬼はぬぐえませんでした。
有料FPに相談して、現実を知りました
もう素人の私には分からない。
そう思って、今度は有料のFPさんに相談しました。保険販売が目的ではない方に、第三者の目で見てもらいたかったからです。
そこで教えてもらった内容は、私にとって本当にショックでした。
一時払いの保険は、まだ傷が浅い方でした。
でも、毎月3万円ずつ積み立てていた2つの保険は、解約すると半分ほどしか戻ってこない状態でした。
3万円×2本×12か月×約3年。
ざっくり約200万円近く積み立てていたはずなのに、戻ってきたのは90万円台でした。
本当に、頭が真っ白になりました。
貯金していた方が、まだましでした。

3年で100万円以上の損。メンタルもかなりやられました
有料FPさんからは、このような保険は初期の手数料や保険関係費用が大きく、早期解約では大きく元本割れすることがあると説明されました。
国民生活センターでも、外貨建て生命保険について相談が増えているとして注意喚起が出ています。外貨建て保険は為替リスクや費用、解約返戻金の仕組みを理解しないまま契約すると、思っていた内容と違う結果になることがあります。
参考:国民生活センター「外貨建て生命保険の相談が増加しています!」
もちろん、契約書や説明資料にはリスクや費用が書かれていたのだと思います。
でも、当時の私はそれを自分で理解して判断できる状態ではありませんでした。
結果として、3年で100万円以上の損をしました。
お金の損もつらいです。でも、それ以上に信じていた人に、あんなに親切に話を聞いてくれた人に裏切られた感覚になるくらい、「自分はなんてことをしてしまったんだろう」とメンタルがかなりやられました。
二度とこんな思いはしたくないし、他の人にもしてほしくありません。
なぜ無料FP相談で保険をすすめられやすいのか
私が一番伝えたいのは、ここです。
無料で相談できるということは、どこかで収益が発生している可能性があります。
相談者から相談料をもらわないなら、保険契約などの販売手数料が収益になっているケースがあります。
だから私は、無料FP相談ではどうしても「相談者にとって最適な選択」より「契約につながる選択」に寄りやすい構造があると感じています。
もちろん、FPさんにも生活があります。仕事として保険を販売している以上、収益を求めるのは当然です。
もしかしたら、担当してくれた方は本当にいいと思ってすすめてくれたのかもしれません。できれば悪い人だとは思いたくもないのです。
でも、結果として私のお金は大きく減りました。
もし同じお金を、低コストのインデックスファンドなどで長期・積立・分散を意識して運用していたらどうだったのか。そう考えると、本当に悔しいです。
NISAについては、金融庁が制度概要や対象商品を公開しています。投資にはリスクがありますが、少なくとも自分で制度を調べ、手数料や商品性を比較することはできます。

無料FP相談に行く前に、最低限これだけは確認してほしい
もし今、無料FP相談に行こうか迷っている人がいたら、せめて次のことは確認してほしいです。
- そのFPさんは保険を販売する立場なのか
- 相談後に保険契約へ進む流れがあるのか
- すすめられた商品の手数料や保険関係費用はいくらか
- 途中解約したら、いくら戻るのか
- NISAやiDeCoと比較して、なぜその保険が必要なのか
- その場で契約せず、持ち帰って比較できるか
特に「子どものため」「家族のため」「将来のため」と言われると、断りにくくなります。
でも、家族のためだからこそ、その場の感情で契約しないでほしいです。
私なら今、無料FP相談ではなく有料FPに相談します
私は今なら、まず自分で調べます。
必要な保険は何か。公的保障でどこまでカバーされるのか。NISAやiDeCoとは何が違うのか。最低限、自分で判断できるところまでは勉強します。
それでも自信がなければ、保険販売を目的にしていない有料FPに相談します。
日本FP協会のサイトでは、CFP認定者を条件から探すこともできます。ただし、FPの中にも保険販売に関わる人はいます。相談する前に、報酬の受け取り方や保険販売の有無は確認した方がいいです。
ただ、正直なところ、現在は有料のFPさんに相談するまでもなく、YouTubeでも文献でもいろいろと調べる方法はあるので、まずを検索してみることから始めてみるだけでもしてほしいです。
「専門家に相談すれば大丈夫」ではありません。
専門家を名乗る人にも、生活があります。利益があります。販売したい商品がある場合もあります。特に無料相談ならなおさらです。
だから、自分のお金と人生を丸ごと他人に預けてはいけない。
私は、今回の失敗でそう学びました。
無料FP相談で後悔しないための結論
私の結論は、はっきりしています。
無料FP相談に、何も知らないまま行かないでください。
保険をすすめられても、その場で契約しないでください。
必要な保険を自分で調べて、それでも不安なら、保険販売と距離のある有料FPに相談してください。
私は、自分の知識不足で大きなお金を失いました。
でも、これから同じように悩む人が、この記事を読んで一度立ち止まってくれたら、それだけで書いた意味があります。
保険は、必要なものもあります。
でも、売る側の都合で選ぶものではありません。
自分と家族を守るために、まずは自分で知ること。
私は、そこからやり直します。
よくある質問
無料FP相談は本当にやばいですか?
私の体験では、知識がないまま行くのはかなり危ないと感じました。無料相談そのものより、保険契約につながりやすい構造を知らずに行くことが問題だと思っています。
無料FP相談では何をすすめられやすいですか?
私の場合は、外貨建ての貯蓄型保険や個人年金をすすめられました。相談先によって違いますが、保険販売が収益になる仕組みの場合、保険の提案につながる可能性はあります。
有料FPなら安心ですか?
有料FPなら絶対安心、というわけではありません。ただ、相談料を払って相談する形の方が、保険契約の手数料目的から距離を置きやすいと私は感じています。相談前に、保険販売をしているか、報酬体系はどうなっているかを確認するのがおすすめです。
保険は全部いらないということですか?
違います。必要な保険はあります。ただ、貯蓄や投資まで保険でまとめて考える必要があるのかは、慎重に見た方がいいと思っています。保障は保障、資産形成は資産形成で分けて考えることも大事です。
