「モニターアラームが鳴った!どうすればいい?」夜勤中に一人でアラームと向き合う瞬間は緊張しますよね。焦らず正しい順番で動けるように、対応フローを整理します。
✅ この記事のポイント
アラームの種類と意味がわかる
鳴ったときの確認順序が身につく
「本当の異常」と「アーチファクト」を見分けられる
🔔 モニターアラームの種類
| アラームの種類 | 意味 | 緊急度 |
|---|---|---|
| 心拍数上限超え | 設定した上限を超えた頻脈 | 🟠 要確認 |
| 心拍数下限割れ | 設定した下限を下回った徐脈 | 🟠 要確認 |
| 不整脈アラーム | 設定した不整脈パターンを検出 | 🔴〜🟡 種類による |
| リードオフ | 電極が外れた | ⚪ まず電極確認 |
| SpO₂低下 | 酸素飽和度低下 | 🟠〜🔴 要確認 |
| 電池切れ・技術的エラー | 機器のトラブル | ⚪ 機器対応 |
🚦 アラームが鳴ったら:5ステップ対応フロー
| Step | やること | なぜ? |
|---|---|---|
| ① まず患者さんを見る | 意識・呼吸・顔色・反応を確認 | 機械より患者さんが優先! |
| ② 脈を確認する | 橈骨動脈または頸動脈で触知 | 心電図と実際の脈は別物 |
| ③ 波形を確認する | モニターの波形をじっくり見る | 何の不整脈か判断する |
| ④ 電極・リードを確認 | 電極のはがれ・接触不良 | アーチファクトでないか確認 |
| ⑤ 先輩・医師に報告 | 患者状態+波形の内容を報告 | 一人で判断しようとしない |
⚠️ アラームを消すだけはNG!
アラームが鳴るたびに確認せず消してしまうのは危険です。必ず患者さんの状態を確認してから対応してください。
🎭 アーチファクト(偽のアラーム)を見分ける
💡 アーチファクトとは?
患者さんの動き・電極のはがれ・外部の電気干渉などで波形が乱れることをアーチファクトといいます。本物の不整脈と間違えやすいです。
| アーチファクトの特徴 | 本物の不整脈との違い |
|---|---|
| 患者が動いた直後に乱れる | 動きが止まっても続く |
| 電極を押さえると改善する | 電極と無関係に継続する |
| SpO₂や血圧は正常 | 他のバイタルにも影響が出る |
| 患者に症状がない | 動悸・息切れ・意識変化がある |
📞 医師への報告の仕方(SBARで伝える)
💡 SBAR報告の型
S(状況):「○号室の△△さんのモニターでアラームが鳴っています」
B(背景):「○歳・診断名・バイタル」
A(評価):「心電図でVTのような幅広いQRSが出ています。脈は触れています」
R(依頼):「診に来ていただけますか?」
✅ アラーム対応チェックリスト
🌸 ゆるままからひとこと
アラームが鳴っても「まず患者さんを見る」この一言を体に染み込ませることが、急変対応の第一歩です🌸



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