④モニターアラームが鳴ったらどうする?対応フローを整理

看護知識

「モニターアラームが鳴った!どうすればいい?」夜勤中に一人でアラームと向き合う瞬間は緊張しますよね。焦らず正しい順番で動けるように、対応フローを整理します。

✅ この記事のポイント

アラームの種類と意味がわかる
鳴ったときの確認順序が身につく
「本当の異常」と「アーチファクト」を見分けられる

🔔 モニターアラームの種類

アラームの種類意味緊急度
心拍数上限超え設定した上限を超えた頻脈🟠 要確認
心拍数下限割れ設定した下限を下回った徐脈🟠 要確認
不整脈アラーム設定した不整脈パターンを検出🔴〜🟡 種類による
リードオフ電極が外れた⚪ まず電極確認
SpO₂低下酸素飽和度低下🟠〜🔴 要確認
電池切れ・技術的エラー機器のトラブル⚪ 機器対応

🚦 アラームが鳴ったら:5ステップ対応フロー

Stepやることなぜ?
① まず患者さんを見る意識・呼吸・顔色・反応を確認機械より患者さんが優先!
② 脈を確認する橈骨動脈または頸動脈で触知心電図と実際の脈は別物
③ 波形を確認するモニターの波形をじっくり見る何の不整脈か判断する
④ 電極・リードを確認電極のはがれ・接触不良アーチファクトでないか確認
⑤ 先輩・医師に報告患者状態+波形の内容を報告一人で判断しようとしない
⚠️ アラームを消すだけはNG!

アラームが鳴るたびに確認せず消してしまうのは危険です。必ず患者さんの状態を確認してから対応してください。

🎭 アーチファクト(偽のアラーム)を見分ける

💡 アーチファクトとは?

患者さんの動き・電極のはがれ・外部の電気干渉などで波形が乱れることをアーチファクトといいます。本物の不整脈と間違えやすいです。

アーチファクトの特徴本物の不整脈との違い
患者が動いた直後に乱れる動きが止まっても続く
電極を押さえると改善する電極と無関係に継続する
SpO₂や血圧は正常他のバイタルにも影響が出る
患者に症状がない動悸・息切れ・意識変化がある

📞 医師への報告の仕方(SBARで伝える)

💡 SBAR報告の型

S(状況):「○号室の△△さんのモニターでアラームが鳴っています」
B(背景):「○歳・診断名・バイタル」
A(評価):「心電図でVTのような幅広いQRSが出ています。脈は触れています」
R(依頼):「診に来ていただけますか?」

✅ アラーム対応チェックリスト

アラームが鳴ったときのチェックリスト
  • 🔔 アラームが鳴ったらこの順番!
    🩺 ① 患者さんを見る(最優先)
    ☑ 意識レベルは?(反応ある?)
    ☑ 呼吸している?(呼吸数・努力呼吸)
    ☑ 顔色・チアノーゼはない?

    ❤️ ② 脈を確認
    ☑ 橈骨 or 頸動脈で触れる?
    ☑ 規則的?速い?遅い?
    👉 モニター≠実際の脈なので必ず触る!

    📊 ③ 波形を確認
    ☑ 規則的?不規則?
    ☑ QRSは狭い?広い?
    ☑ 見慣れない波形が出ている?

    🔌 ④ 電極・リード確認(アーチファクト除外)
    ☑ 電極が剥がれていない?
    ☑ コードが外れていない?
    ☑ 体動の影響ではない?

    📞 ⑤ 報告・応援要請
    ☑ 一人で判断していない?
    ☑ 状況+波形+バイタルを整理できている?
    ☑ すぐ報告できる状態?

    ⚠️ 緊急時の追加チェック
    ☑ 意識なし+脈なし → 即CPR開始!
    ☑ VT・VF疑い → AED準備・除細動!
    ☑ SpO₂低下 → 酸素投与・呼吸状態確認

    ❌ やってはいけない行動
    ☑ アラームを確認せず止める
    ☑ モニターだけ見て患者を見ない
    ☑ 「多分大丈夫」で放置

    🎯 これだけ覚えて!
    👉 「患者 → 脈 → 波形 → 電極 → 報告」
    この順番が体に入れば
    👉 夜勤でも焦らず動けるようになります✨
🌸 ゆるままからひとこと

アラームが鳴っても「まず患者さんを見る」この一言を体に染み込ませることが、急変対応の第一歩です🌸

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